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豊穣のシンボル千田由花の力技

東北芸術工科大学教授 幸村真佐男

千田由花が壁画を意識したのはいつのことだろうか.アートドナー展、卒業製作、そしてこの壁画。そのとてつもない大きさ9メートルx120メートルのサイズに一切のためらいもなく、たじろぐことなく果敢に挑戦していく大胆さ。
雷火豊のみたてそのままに豊穣のシンボルとして、豊穣の具現者として我々の前に現象する。それは現代の米倉としてのカントリーエレベター、ライスステイションにふさわしい。
由花の絵画は将に原初そのものであり、人間の根源的認識と表現、絵画と文字がまだ共存している感性そのものが突出している。そこには大地の豊かさがあり、食べる生き物がおり、謎の絵文字が微笑み、躍動する生命が溢れている。新しい伝説と神話の形成でもある。
この壁画が置賜盆地のエネルギーの象徴として、ランドマークとして長く愛されことを切に願う。


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